
バーニング
@burningsan
2026年8月2日
君と宇宙を歩くために(1)
泥ノ田犬彦
読み終わった
みい山を読むならこっちを読めという評判を複数見かけたので読んでみたがこれは面白い。自閉症者にとってなぜ構造化や手順化が重要なのか、手順どおりにいかない時や苦手な状況に直面した時にどういったパニック反応が発生し、そしてどのようにやり過ごすのか。そうした自閉症者のサバイバルを描きながら、不良少年である主人公との交流がとても温かいのがいい。
普通の人とは同じように生きられない二人が、普通じゃなくてもいいから自分たちの生き方を探す。その探し方も、最初はなかなかうまくいかない。でもその手探りのプロセスこそが重要なのだという問題問題を強く感じるし、人と関わる中で成長できる瞬間があることも教えてくれる。
みい山と比べるわけじゃないが、この二人なら今後壁にぶち当たってもなんとかなりそうだという安心感や希望があるのもいい。障害があると生きるのは大変だけど、障害があることが不幸だという価値観には全力で抵抗している。そういう漫画だとも思う。続きも丁寧に読んでいきたい。