とや
@toya_solitary
2026年7月29日
星が人を愛すことなかれ
斜線堂有紀
読み終わった
アイドルと恋愛の話が4編。
どの話にもインパクトがあって、読みやすいのにひとつひとつの物語がずしんとくる。
印象深かったのは、表題作「星が人を愛すことなかれ」と「枯れ木の花は燃えるか」。
「星が人を愛すことなかれ」は、地下アイドルからVtuberという新しい生き方を得た女性が主人公。
自分を使い尽くす生き方に憧れはするけど、生きていくなかで立ち現れるあらゆる選択肢を捨ててひとつの生き方を貫くなんて、そうそうできるものではいと突き付けられる。
「枯れ木の花は燃えるか」は、地下アイドル同士の恋愛の話。主人公の希美は、ファンと浮気する彼氏のSNSを炎上させようと目論見...主人公に感情移入して、読みながら彼女といっしょに復讐心を育てていっていただけに、結末の描かれ方ににぞっとしてしまった。