いちのべ "骨灰" 2026年8月2日

いちのべ
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@ichinobe3
2026年8月2日
骨灰
骨灰
冲方丁
祟りに触れてしまい、骨灰に操られ、家庭も仕事も人生も破滅しそうな予兆があったが、最終的にはどれも上手くいく表面上はハッピーエンド、しかし祟りは完全に終わったわけではない……と予感させる後味。 主人公が操られ罪を重ね、助かる術を提示されているのにそこへ辿り着けない様を読者はただ傍観するしかない、そのもどかしさと恐ろしさは良かっただけに、終わり方にちょっと物足りなさを感じた。十四人もの人を犠牲にしたというのに、主人公が刑事罰すら受けずに済むというのがモヤモヤしてしまう……いや、警察がそれを避けるほど祟りが恐ろしいという意味はあるんだろうけれど、犠牲者が路上生活者ではなかったらそうはいかなかったんじゃないか?とか考えると……それも含めて人間社会の悍ましさであり恐ろしさなのかな……。
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