アンモニャイト "増補改訂版 スマホ時代の哲学..." 2026年8月3日

増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
冒頭で「刺します」と警告されていた通り、めっちゃグサっとくるなあとか思いつつ読了。 強い刺激に満ち満ちた現代では、〈孤立〉が失われ、〈孤独〉が〈寂しさ〉に転じてしまうという。 そこに対抗するためには〈趣味〉が必要というのは、『暇と退屈の倫理学』と似た結論だなと感じた。 ただ、この本における趣味とは、自分なりに試行錯誤しながら、自分の納得できる何かを作り上げることを指す。 (特に書き物がいいというのは流石にポジショントークでは…とか思ったり) ▼以下は刺さった部分の引用 いちばんは、ここかな。まさに自分だ。 「先行きの不透明さ、予測のつかなさに怯えながらも、その不安を見て見ぬふりでやり過ごし、自己啓発的にテンションを上げて状況変化に対応し、学び直し、柔軟に働きつづる一方で、帰宅後はスマホなどから無数の感覚刺激を取り入れて、自分を一種の昏睡状態に置く」 そして、これも。 「寂しさは自分自身と話すことのできない状態のことですが、結局のところ、他者ではなく自分自身への(過剰な)関心の結果だ」
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