
翠
@mdr_33
2026年8月4日
氷点(下)
三浦綾子
読み終わった
ページを捲るのが本当に怖くて、嘘でしょう、と思いながら、同じ行を何度も何度も読んだ。
夏枝と啓造は、作者に動かされているが、陽子は自ら動いている。三浦綾子は、陽子に近い人、と言うか陽子は理想の人間像というか、そういうのなんだろう、と思う。
夏枝たちは、反面教師のようにして、書いているよなあ、
わたしは夏枝にまったく感情移入できないから、思い切り苦しめばいい、と思う。
そして内に潜む醜さと対面し、自分の行いをちゃんと受け入れてほしい。
はあ、これで終わったって、本当ですか?
当時、これを読んでいたらわたしは、、、
徹の気持ちを考えたら、もう、心が痛くて。
ああ、
そうだよなあ。
これで生還したとしても、陽子は幸せじゃない。どうやって、自分の中の罪と向き合っていくか、の人生。
獣の奏者でも思ったけれど、続編を読もうと思えば読める時代に生まれたことに、幸せを感じます。
塩狩峠と全く逆の作品だ。
