
jaguchi
@jaguchi87
2026年8月4日
高慢と偏見(下)
ジェーン・オースティン,
小尾芙佐
読み終わった
図書館で借りた
上巻は若干の胸焼けを感じながら読んでいたけど、下巻の展開にはかなり引き込まれた。ベネット家に大事件が起こり、ちぐはぐな家族たちが問題解決に奔走したり、あるいは何の役にも立っていないさまに不思議と安堵をおぼえた。この喜劇的な家族は問題だらけだけど、破綻しきっているわけではない。
それにしても、おとぎ話のような見事な大団円だった。
階級、馬車の種類、相続制度など巻末の解説が物語の理解にかなり役立った。「あまり良いたとえではないかもしれないが」と前置きした上で「ミスタ・ダーシーの二頭立て二輪馬車(カリクル)は、いまの時代ならさしずめ屋根付きオープン・カーにあたる」と書いてあって、ちょっとおもしろかった。以前読んだ平安時代の牛車の本(京樂真帆子『牛車で行こう!』)を思い出す。








