汐見 "タタール人の砂漠" 2026年8月4日

汐見
汐見
@siomi250927
2026年8月4日
タタール人の砂漠
タタール人の砂漠
ディーノ・ブッツァーティ,
脇功
文章が好みに合い一気読みに近かった。 20代の内に読みたかった。当時の自分がこの本から自らを鑑みることができるかは分からないけど。今20代の人にはお勧めしたいなあ。 現状維持の間にも時は待ってくれず、人生の時間は取り戻せない。 英雄になれず大勢のうちの一人として生涯を終えること。 悲しいほど「普通の人」の一生として悪くはないと思うけど、客観的に読むと寓意がある。 風景の描写など全体的に抒情的で、読んでいてずっと静かな心地よさがあった。ブッツァーティの他の作品も読みたくなった。表紙のブルーアワーのような青さが、本の雰囲気に合っている。
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