
りら
@AnneLilas
2026年8月4日

継体天皇
河内春人
読み終わった
日本史
古代史
古墳時代
@ 自宅
『倭の五王』を読了したタイミングで図書館の順番が回ってきたので、元々読みたかった『継体天皇』も読み継ぎ。
継体天皇については五世王で出自は北陸系ということくらいしか知らなかった。
5世紀の倭の五王の時代と違って中国への遣使が途絶えた時期だから同時代の文字史料はごくわずかしかない。2世紀近く後に編纂された記紀やその他の史料ごとの細かな相違点を炙り出すことで、それらが底本としたであろう『帝紀』といったより古く信頼度の増す記述を選り分けていく分析が面白かった
継体天皇の具体的な功績は判然としないけれど、継体以前と以降とで王位継承のスタイルががらっと変わったことは確かなようだ。
治世末期の磐井の乱についても初めてまとまった解説を読んだ。
継体の息子世代にあたる次の3代の天皇についてももう少し読ませてほしかったかな。
『日出処の天子』を読んで以来、敏達天皇からは何となくイメージが湧くようになったけど、その先代の欽明となると子沢山なことと蘇我氏の娘と婚姻関係にあったこと以外は無なので、さらに続編があるといいのだけど。
飛鳥時代を取り上げた新書で読みたいものが今のところ見つけられないでいる。
