しゅんみん "舟を編む" 2026年8月5日

舟を編む
舟を編む
三浦しをん
こんなにも言葉に対して熱い思いを持っている人がいるのかと思うと、フィクションながらに感動してしまう。実際に辞書を編集されている方はこんな思いなんだろうか。 私自身、言語の世界をたとえる時には海を使うことが多く、言葉の海を渡る舟を編む、という作品のテーマには深く共感した。 三浦しをんさんの作品に登場する人物は、なんだかんだみんな良い奴、という感じがする。チャオ、はさすがに痛いぜ西岡さん、と思うが結局一番リアルで味のあるいいキャラだったり。周りの人物たちが皆辞書、言葉、料理、紙、などの何かしらに情熱を注いでいるのに対し、そうは振り切れない西岡が世の中のマジョリティだと思うし、熱くなれない自身にもどかしさを感じるのも分かる。
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