
白玉庵
@shfttg
2026年8月5日
現代生活独習ノート
津村記久子
読み終わった
面白かったけれど、手放しで「あれめっちゃ面白かったよ!」というコミカルなことではない。『水車小屋のネネ』と同じように、悪い母が登場する。ストーカーのような人物も登場する。日々の労働のなんだかなぁ、という感じと、まあそれでもなんとかやっていきますか、という匙加減がとてもリアル。
わたしが好きなのは以下4篇。
・レコーダー定置網漁→登場した人全員好き。うちの録画も同じタイトルのまま上書きされてしまうし、刑事コロンボがごっそり溜まっている。
・現代生活手帖→近未来、これならなんとかやっていけそう。とにかくわたしは200円の壁を越えて本を買った。「執事」は別になくてもいい。
・メダカと猫と密室→悪い人は取引先の人だけで、あとは同僚として適当にうまくやっていける気がする。悪口ノートはリスクが高すぎる、油断しすぎ。
・イン・ザ・シティ→マイクラ全然進まない民として羨ましく読んだ。固有名詞を一般名詞的に使うのが上手い。香山哲『レタイトナイト』を思い出しました。









