現代生活独習ノート
44件の記録
オケ山@okeyama2026年4月10日読み終わった津村さん5冊目。 読めば読むほど好きになる。 生活や仕事の描写とかありそう〜と思っているうちに、どんどん不思議ワールドに入り込みスッと着地するみたいな感じ。 8話の短編集。どの話もよかったけど、唯一「台所の停戦」は母娘のやりとりがリアルすぎて途中読むのが苦しくなった。 一番好きだったのは「イン・ザ・シティ」。加藤とキヨとアサの関係がとてもよい… どうしてこんな話が思いつくのだろう? いや、全部の話がそうなんだよな。 作家ってすごい。 直接的な助けではない、大きな出来事が起こるでもない、日常のちょっとしたことで少しずつ元気になっていく、みたいな話がほんとうまくて好き。


にゃんたof本@nyan______222026年4月7日読み終わったさらさら読めて、ちょっと自分に刺さるところもありつつ、こういうのいいなぁってとこもあって良かった〜。 最後の地理と歴史を自分で作って考えるの、とても面白かった。学生時代、地図ノートとかを都道府県を覚える目的以外で開けてなかったの、もったいなかったなと思った。

おいしいごはん@Palfa0462026年3月28日読み終わった日常物から少し不思議な世界観まであったけれど、どれもそこで生きる人間が自分と同じ種だと感じてしまうくらい、生活の実感があった。 個人的に、多くの話の中で生活のままならなさと同時に軽い希望のようなものを感じた。自分ではどうしようもない困りごとに悩みながらも、なんとか生きていけるような感覚があった。


ざらめ@theLahme2025年7月14日読み終わった@ カフェささやかな癒しとか、小さくて鈍いけど無視できない痛みとか、気づいたら積もり積もっていた疲労とか、そういう日々の細やかなことを掬い取った作品集だなと思った
みずかり@mm_calling2025年5月12日読み終わった架空なのか実在するのかよく分からない言葉や地名がしれっと出てきて滑らかすぎるリアリティーで淡々と綴られるのが!!好き!! 「現代生活手帖」は天を仰いで👍したよ
ひろこ@hiloco2025年3月8日買ったかつて読んだまた読みたい感想短編集。 収録作『イン・ザ・シティ』は読み終えて、涙で顔がかゆいままその名の曲を検索し、エンディングテーマのように聴いた。 津村記久子小説の礎となる”まともな家はない”、”隣人の心の安寧をひそかに願う”、”素朴だが自分を充足させる何かへの没頭”が淡々と楽しく緻密に描かれ、淀んだ空気が希望の風で少しずつ澄んでいく。 キヨのスケボー練習を加藤が自販機の横でただ見ているシーン。何も起こっていないのに、乾いた土にぽたぽたと水が落ちてしみこんで、そこに植わった草花が再生していく感覚があった。その水に呼ばれたのか自分の目からもぽたぽたと。 同作家の小説『つまらない住宅地のすべての家』と、この『イン・ザ・シティ』にはどちらも塾帰りの中学生が住宅街の自動販売機の灯りのもとでしばし自分(たち)の時間を過ごす場面が出てくるのだけど、その、ささやかだけど代替のきかない時間の描写がすごいと思う。










































