たにこ "ウォード博士の驚異の「動物行..." 2026年8月5日

ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ
動物の社会行動学から学ぶ、人間の社会性について。まず700ページあることに驚き。内容はユーモア溢れる文章+動物の想像つかない行動が科学的にまとめられている。 想像つかないと思っていても、ヒトも同じようなことをしているのでは…?と思うとめちゃくちゃ面白い。 ヒトは1人で生きていくより複数で生きるほうが長生きするのは証明されている。ヒトの方が新しい生物だから、ヒトが他の動物に似たようだ。 アリってアブラムシ飼育するんだね…
たにこ
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@chico75_11427
動物のひみつ 自分と興味を同じくする他人との出会いがいかに重要かを知ってもらいたかったからだ。自分が何者で、何をしたいのかを知るのにも、他人の助けを必要とした。(P11) 魚と人間の「脳」の基本的な部分はほぼ同じ →視索前野は社会的行動、性行為において重要な役割を果たしている。(P194) 大勢の提供する情報を組み合わせれば、驚くほど正確な認識ができる。 中にはとんでもなく不正確な情報もあるが、それでも構わないー集団がある程度以上、大きければ、全体としては非常に正確な認識に到達できる可能性が高いのだ。集団全体は、どの構成員よりも優秀になり得るわけだ。これを「群の叡智」、「群知能」などと呼ぶ。(P251) →渡り鳥の大群、検索エンジンなんかもこのおかげ マツカケスのような複雑な社会を維持するには、直接関わっている相手の意思や感情を理解するだけでなく、周囲にいる仲間たちすべての動向を把握していなくてはいけない。規模の大きい、互いの結びつきの強い社会で生きる動物にとっては、それが必須の能力である。それがなければ、社会に適応することができない。集団の構成員どうしの関係を察知する能力も、高度な社会的動物には絶対に必要だ。特に社会学で言う「推移的推論(既知の関係についての知識から未知の関係を推し量ること)」の能力は大切だ。マツカケスは、社会性の高い他の鳥たちと同じく、この能力に長けている。(P306) 社会的動物は、仲間どうし互いの日々のストレスを和らげるとができる。ストレスというと、良くないものと考えるのが普通だが、実を言えば、痛なストレスがあるのは悪いことではなく、むしろ良いことである。(P348) →ネズミは大好物を食べるチャンスを逃してでも、苦境にある仲間を助けようとする その動物が好戦的なのも、平和的なのも、実は周囲に合わせているだけの可能性があるということだ。 人間の行動には、進化的に非常に近いボノボ、チンパンジーの両方と共通する特徴が数多くある。ある面では人間はチンパンジーに近いと言えるし、また別の面ではボノボに近いとも言える。(P670) (チンパンジー→好戦的、ボノボ→平和的)
たにこ
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@chico75_11427
模倣力は、集団内にノウハウを広めるのに役立つだけでなく、集団独自の伝統文化を発達させることにもつながる。集団での生活が脳を巨大化させ、その巨大化した脳が創造性、模倣力を発達させて高度な技術や文化を産んでいく。 チンパンジーやイルカ、象、そして人間のように、突出して大きな脳を持った動物はすべて社会性が高い。高い知性、言語能力、長い寿命、自意識を持つこと、推論能力、模倣力、文化など、人間にとって重要な特徴の多くは集団で生きることに関係しているのかもしれない。(P691〜692)
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