
mimimal
@bk5555
2026年8月5日

一人娘
グアダルーペ・ネッテル,
宇野和美
読み終わった
初のメキシコ小説。
核家族化が進み、近所付き合いも減り、孤立する親が増えている世の中における、「うちの子はうちだけで育てないといけない」という近年の概念をぶち壊してくれる作品。
また必ずしも、自分に子供がいなくても、何らかの方法で育児に携わる機会はいくらでもあると気付かされた。
出産しないことを選択したラウラは、子供のいる女性とは距離を置いていくのではないかと予想したが、それは違った。
親友アリナの子供イネス(脳が異様に小さいと診断された)の育児について、隣家のドリスとニコの喧嘩が絶えない様子について、また自宅のベランダに巣を作った鳩の親子について、常に周囲の親子を見守りながら日常を送っていく。