休符 "夜市" 2026年8月6日

夜市
夜市
恒川光太郎
“夜市”読了 不思議な世界を旅して帰ってきました 「こうなるだろうなぁ」「こうなって欲しいなぁ」 という僕の勝手な期待をサラッと交わして 柔らかくて冷たい風が僕の心の中を 吹き抜けて行きました 夏休みに田舎のおじいちゃん家に 遊びに行ったとき、森の中の薄闇の奥を 見たときに感じた冷ややかさを思い出した 二度と戻って来れない異世界に自分や 父や母が行ってしまうと想像したときの ゾワッと背中を這った恐怖感 ずっと感じるものじゃなくて30分後には もうすっかり忘れてしまうような不安感 あれから何十年と時が経っても まだ心のどこかにひっそりと残る感情が ノスタルジーとかセンチメンタルと 一緒になって居残っているのを感じました 不思議な読後感....夢を見ていたような... こういう特別な体験ができるので 本を読むことがやめられません。
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