
ななり
@bluebook_mark
2026年8月6日

読み終わった
「骨を盗む日」村崎なつ生 (青春と読書6月号〜8月号)
死後も縛られる、一族や家族の象徴としての墓から義姉の母の骨を遺言に基づいて盗む(解放する)という設定の大胆不敵さが良かったと思います。家父長制や女性蔑視に対して時に女性同士でも連帯してもらえない現実に、もどかしさや虚しさをおぼえることはあっても、個人としての自分の中では決して諦めず、感情の熱を保ち続けること。その強い意志を抱えて生きている今日の女性たちの疲弊が一日でもはやく報われ(というには是正された状態が当たり前過ぎではあるのだけれど)ますように。
