阿久津隆 "八月の光" 2026年8月5日

阿久津隆
阿久津隆
@akttkc
2026年8月5日
八月の光
八月の光
ウィリアム・フォークナー
ふと、カバーの後ろのあらすじが目に入り、カバーは途中までは外していた、ふっと目に入って読んでしまって、これから起こることを知ってしまったら嫌だと思って外していたが、途中からつけていた、それで今、物語がもう終わろうとしているところで、またふっと目に入って、もうきっとすべての出来事は出揃っているのだろう、今さらここには何もないだろう、と思って読んでみると「臨月の田舎娘リーナ・グローヴが自分を置去りにした男を求めてやってきた南部の町ジェファスン」で始まり、「悲劇を生きたジョー・クリスマスがリンチを受けて殺される」とあって、574ページで起きることを、あらすじで書くの! となってウケた。でも、リンチを受けて殺されたのか、とは思い、読むと、「諸君! 諸君!」とハイタワーが自警団的な男に向かって言い、「聞きたまえ。彼はあの晩ここにおった。あの殺人の晩に彼はここにおった、わしと一緒におったのだ。神に誓うが―」と言って、うわあ、と思いながら読んだ。
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