
たにこ
@chico75_11427
2026年8月6日
水中の哲学者たち
永井玲衣
読み終わった
哲学って面白い。入り口は簡単なのに、出口はなくて迷路のよう。
哲学者である著者のエッセイだが、タイトルにあるように、水中をぷかぷか浮いているような「なぜ?」をぼんやり考え続けている。
私も同じことをしていたけど、意識しながらは、なかなか出来ることじゃないよなと思う。



たにこ
@chico75_11427
わかりあおうとしあいたい、とわたしは願う。完全に通じあわなくてもいい。わかりあうことはゴールではない。わかりあうのではない、わかりあおうとしあうこと。互いに空を飛ぶことを夢見ること、それだけでいい。(P31)
ひとは時に、周りはみんな同じで、みんなわかりあっていて、共感していて、自分だけがそこに馴染めないと思っている。だが本当は、世界は曖味で、不確実で、複雑で、そこにひとびとは、なんだかんださみしかったりわからなかったりイライラしたり笑ったりしながら、生きている。「わたしだけ」がこの世には無数にあって、それぞれさみしくて、バラバラで、めちゃめちゃで、そういう意味でわたしたちは、平等である。(P59)
哲学は何も教えない。哲学は手を差し伸べない。ただ、異なる声を聞け、と言う。(P70)
「どうか、変わることをおそれないでください」
ひとの話をよく聞き、それによって自分の考えが変わること、それを楽しんでください。(P92)
わたしの人生は、わたしが決められて、本当だと思っていることにも、本当に?と問うてもいいのだ、と思った。(P124)