
霧
@yoruto
2026年8月6日
その世とこの世
ブレイディみかこ,
奥村門土(モンドくん),
谷川俊太郎
読み終わった
借りてきた
あらすじ
いまここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人と、「この世」の地べたから世界を見つめるライターが、1年半にわたり詩と手紙を交わした。東京とブライトン、老いや介護、各々の暮らしを背景に、言葉のほとりで文字を探る。奥村門土(モンドくん)描きおろしイラストを加えての、三世代異種表現コラボレーション。
本文p94より、抜粋。
「人類は少しずつ体を失っていく途上にあるのだから」と。ティーンたちは真剣にトランスヒューマンについて議論しているようです。近年、トランスジェンダーという言葉がいろんなところで話題になってきましたが、息子たちぐらいの世代になるとさらにその先を行っていて、もはや人間であるという壁さえ乗り越えたいと真剣に考える人たちがいるみたいなんです。なんでも、人間が脳をアップロードしてデータとして生きるようになれば、各人の体がなくなるので、人種差別やジェンダーやルッキズムや戦争や環境の問題など、ありとあらゆる問題が消え失せ、人間はいまよりずっと幸福に生きていけるのだそうです。
