焼き海苔 "世界でいちばん透きとおった物..." 2026年8月6日

世界でいちばん透きとおった物語2
『世界でいちばん透きとおった物語』の続きのお話。作中作はバイオレンス具合がちょっとキツかったけど、続きが気になる。しかし絶筆。 二重のミステリーが解かれていくのが心地いい。それにしても霧子さん頭がいいし、しっかりしてるし、感じもいいし、私でも好きになっちゃうな。 ミステリーって割と人が死ぬから、読んでると悲しくなったり絶望を感じたりするけど、愛が見えてくると救われます。 この本も、動機が全て愛に由来していて、とにかく温かい印象でした。 「殺導線の少女」を完結してくれたのは愛ゆえだし、嬉しいんだけど……救いがないね。殺人してなかったのが唯一の救いだけど……あの家族はもう地獄の中だよ。小淵沢がとにかく憎い。両親の気持ちとかキツすぎて考えたくない。 小説の中の更に小説の登場人物にこんなに感情移入してしまうの、傍から見るとちょっと変かも。いやきっとこの本がうますぎるからです。
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