
LUCiA
@gogo
2026年8月6日
総理にされた男
中山七里
読み終わった
古書店
池上彰さんが解説で書いてるが、政治や経済を学ぶ入門書としてもよい本である。しかもエンタメ。
病気の総理の替え玉として拉致された売れない役者の主人公。しかし、本物の総理はそのまま亡くなり、役を降りることができなくなってしまった。リアルではこんなことあり得ないよなぁと思いつつ、もしかしたら私が、国民が知らないだけで、影武者ってのは常に用意されているものなのか?なんてすでにもう中山七里の思うツボだ。美形の有名芸能人なんかと違って、政治家の顔をじっくりとながめてため息つくような人間はそうそう居ないと思うのだが。だから替え玉もバレにくいよねしかしまぁ、政治家経験ゼロからいきなり一国の首相に成り代わるなんて、よくこんな話思いついたね。いつもの中山七里本より、ちと小難しい用語がたくさんでてくるのはこちらの教養も試されているようで心地好い。だんだんと総理そのものに心を入れ替えていく主人公の熱さはまるで青春モノを読んでいるかのようでもあった。

