
ゆきまち
@wait4snow
2026年7月30日
月とコーヒー
吉田篤弘
読み終わった
あとがきにあったように、ほどよく短く、その先が気になるお話たち。
その先を想像したり、その前を想像したり、容姿についての記述もあまりないのでどんな人かなと想像したり。
「白い星と眠る人の彫刻」がいちばんすきだった。
“先が気になって眠れなくなってしまうお話ではなく、あれ、もうおしまい?この先、この人たちはどうなるのだろう――と思いをめぐらせているうちに、いつのまにか眠っているというのが理想です。”p330あとがき
“おそらく、この星で生きていくために必要なのは「月とコーヒー」ではなく「太陽とパン」の方なのでしょうが、この世から月とコーヒーがなくなってしまったら、なんと味気なくつまらないことでしょう。生きていくために必要なものではないかもしれないけれど、日常を繰り返していくためになくてはならないもの、そうしたものが、皆、それぞれあるように思います。場合によっては、とるにたらないものであり、世の中から忘れられたものであるかもしれません。”p332あとがき


