ジクロロ "千のプラトー 中" 2026年8月7日

ジクロロ
ジクロロ
@jirowcrew
2026年8月7日
千のプラトー 中
千のプラトー 中
ジル・ドゥルーズ,
フェリックス・ガタリ,
宇野邦一
音楽が脱領土化をおよぼす力は絵画よりはるかに大きく、強度の面でも集団性の面でも勝っているし、声のもつ脱領土化されるときの力能もまた、絵画よりはるかに大きいように思われるのだ。これこそまさに、音楽が集団におよぼす眩惑を説明し、さらには、先ほど述べた潜在的な「ファシズム」の危険を説明する特徴だろう。音楽は太鼓やラッパを鳴らしながら人民や軍隊を破滅の淵への旅路に駆りたてる。これは軍旗や国旗の力能をはるかに超えている。軍旗や国旗は絵であり、分類や結集の手段にすぎないのだ。音楽家個人は画家よりも反動的で、はるかに宗教的で、「社会性」の度合が低いかもしれない。 (p.298) ヒトラーは、全身音楽家であったとも言える。 整列、正装、すべてはひとつの「マーチ」(行進曲)のために。 彼の演説時の身振りこそが、指揮者そのものであった。タクトは彼自身の手の振る舞いであった。 「「社会性」の度合い」、その低さこそが侵食性と共感性の強度。見たくない広告は無視することはできるが、聞きたくない音は嫌でも耳に入ってくる。そしてドンキの歌みたく、いつのまにか口ずさんでいる。 ♫ いつでも満足 不思議なジャングル
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