さぶりす "さいはての島へ改版" 2026年7月29日

さいはての島へ改版
さいはての島へ改版
アーシュラ・K.ル=グウィン,
清水真砂子
名前は名前でしかなくて、言葉は言葉でしかない。実体そのものではない。文脈が変われば言葉の持つ機能は変化する。でも名前には、言葉には力がある。呼ばれたものを動かす力がある。だからこそ、正しい言葉を正しい文脈で使わなければならないんじゃないだろうか。 青年らしく揺れるアレンに寄り添うハイタカ。彼を未知の世界へと誘ったのはハイタカだ。でも、進む道を決めたのはアレンだ。少年は自分の意思で自分を知って、世界を知って、王の器となる。それでも苦しみはポケットの中に残ったままだ。
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