おにぞう "永遠の記憶" 2026年8月7日

永遠の記憶
永遠の記憶
東野圭吾
東野圭吾さんの遺作にあたるのでしょうか。もしかしたら、今後も発行を控えているものがあるかもしれませんが、ガリレオシリーズとしてはラストになるのでしょう。 面白かったです。過去と現在を結ぶ、因果の物語。 そして、湯川、草薙、内海の信念がうかがえる集大成。 読み進めている間は、面白くなりそうという感想をずっと抱いていた一方で、クセのない良作かと偉そうに評価していました。 ですが、ラストの展開に気がつくに連れて、心が震え、ページを捲るスピードが上がりました。 これは、ズルいですねえ。 自分語りですが、東野圭吾さんの作品は幼い頃から良く読んでいましたが、ガリレオシリーズはあまり読んだことがありませんでした。 特に理由はありませんが、短編集があまり好まなかったからです。 長尺のミステリーが好きで。 ですが、「容疑者Xの献身」は読んでました。 中学の図書館にあったのでどんなものかと。短編で無かったし。 当時は「けんしん」という読み方が分からず、献立の献なので「こんしん」と読んだものです。 その本は、痺れました。 登場人物達に、物凄く感情移入をしました。 実写映画も良かったですね。 堤真一さんの演技は震えました。 それからもガリレオシリーズは結局あまり読まなかったのですが、ここ数年になって、新しく出たガリレオシリーズだけ買い始めました。 最近出たガリレオは、湯川の過去に触れるものが多かったです。 ガリレオシリーズはそこまで過去の話とリンクしない印象でしたが、過去の話を読んでいたらもっと楽しめるのだろうな、と思う内容が多かったです。 それからの(おそらく)最終巻。 執筆に至るまでの過程を、どうしても考えてしまいます。 読めて良かったです。 ガリレオファンと言えるほど追えていませんが、中学生の頃、図書館に「容疑者Xの献身」があって良かったです。 シリーズを全て追えている方が羨ましいです。
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