
ふまそん
@fumason
2026年8月8日
エキストリーム・センター
山下雄大,
酒井隆史
読み終わった
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”セルナの言葉を借りれば、「硬直したイデオロギー」にしがみついては、よいファシストにはなれない。それよりも、ファシストに必要な資質は、「状況への適応力によって立場を変転させる柔軟さ」であり、風向きしだいで「意見を変える」しなやかな知性である。こうして、このファシストの言明が示唆するのは、ポストモダニズムとネオリベラリズム、中道的態度、そして極右ポピュリズムとが、一見そうでないようにみえながら、現在のように共鳴できるのか、その理由である。
かつて筆者は、現代日本の状況を「ウルトラエキセン」という言葉で表現したことがある。これはなかば冗談だ が、日本社会の問題は、政治過程のみならず、社会文化の隅々にまでエキセン的心性が深く浸透しきっている点にあることを示そうとした。それゆえその状況も相対化できないままである、と。このようなエキセン的心性の浸透は、あらゆる領域で、この社会の内側からの崩壊に拍車をかけている。”