陶器 "こころ" 2026年7月27日

陶器
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@mangata__
2026年7月27日
こころ
こころ
夏目漱石
教科書に載るの納得。すごく議論しやすいな、この話。先に彼岸過迄を読んでて後期漱石ってやっぱり雰囲気似てるんだなと思ったけど、読後の印象は結構違ったかも。 Kが死んだのは恋した相手を奪われたからではなく宗教の教えに沿わずお嬢さんに恋心抱いてしまったからでもなく、親友にお嬢さんを奪われたからでもなく、勘当され内向的で他者との関わりも少ないKが唯一悩みながらも腹の中を見せられた親友が自分には全く腹の中を見せていなかったことを知った寂寞の感というか、絶望というか孤独というか自分の存在のゆらぎと率直に繋がってしまったんじゃないかなと思う。Kの死に方も衝動的じゃなくて先生により印象づけるためにわざとあの場であの形で死んだんじゃないかと思う。遺書にも恨み言を書かなかったKの唯一の訴えというか、森でひっそり死ぬのではなく先生に見つけて知って欲しかったんじゃないかと思うな。 結果先生は長年連れ添った妻よりKへの贖罪で死を選んだのだからやっぱりお嬢さんは記号的な存在で2人のなんとも表現し難いホモソーシャルの絆の話なのだと思う。 あと分かってないんだけど最初に海ででてきた先生と一緒にいた異国の男性ってなんの意味があるんだ?
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