kake "777 トリプルセブン" 2026年7月31日

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@kake_06
2026年7月31日
777 トリプルセブン
殺し屋シリーズ第四弾が文庫化されたため手に取った一冊。 運のない殺し屋である七尾(天道虫)が東京の超高級ホテルを舞台に、プレゼントを届けるだけの安全なはずの仕事が、記憶力の良い女性・紙野結花をめぐる騒動へと発展する。 様々な人物の視点へと切り替わりながら物語の深層へと迫っていく面白さと、死人がたくさん出ながらも軽快なテンポで進んでいく爽やかさという対比は伊坂さんならではだと改めて感じた。 スイスイ人vs有象無象という対比の中で、「梅は梅になればいい。リンゴはリンゴになればいい。バラの花と比べてどうする」という高良の言葉がまさに今回のテーマだった。 また、蓬長官という政治家を真の悪役にすることで昨今の政治家への皮肉を込めていたとも見えた。 解説の鈴木結生さんが仰っていた、新幹線での横への移動からホテルでの縦への移動という、動きの変化はなるほどと思った。 真莉亜とココが生きていたこと、乾が良い人だったのは素直に良かったなと感じた。
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