sataka "三鬼" 2026年8月7日
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2026年8月7日
三鬼
小林恭二
読み終わった
作者が俳人でもあるだけに、俳句論と京大俳句事件への解釈が軸になっている。それで理屈っぽい作品になっているという訳ではなく、主人公西東三鬼はじめ、皆キャラの立った登場人物たちが縦横無尽に活躍するエンターテイメント。終盤の連続した対話劇は、各人物のそれぞれ強固な思想が伺えて興味深かった。三鬼はほとんど時勢に流されっぱなしなのだがそれでも格好良く、一方でそんな人間が危険視される戦時期の狂気も感じられた。
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