
まろ
@maro
2026年8月8日
ブルックリン
コルム・トビーン,
栩木伸明
買った
読み終わった
かなりぶっ刺さりました。
真面目で心優しく、他人の気持ちを慮り、希望しないことでも自分を納得させがんばろうとし、その時でできる最善を尽くしてきたであろうアイリーシュ。
なのに物語は、全て裏目に出たような、どうしてこうなっちゃったんだろう?という結末に進む。
もし彼女がもっと自分の意志を強く主張していたら結末はいろんなパターンがあったのかもしれないけど、今というのはこれまでのあらゆる選択の結果なのだから、選ばなかった結果と現実の善し悪しは比較できないし、あの時こうしていたら…と考えても、結局今を受け入れるしかない。
これはそうした選択と受け入れの物語なのだと思った。
最後の汽車に揺られるアイリーシュの諦めのような微笑みが切なくてたまらない。
汽車ってのも、行き先を選んでいるようでも、乗って流されているようでもあり、ああ〜人生…!辛い

