四角 "六人の嘘つきな大学生" 2026年8月9日

四角
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@suisuim
2026年8月9日
六人の嘘つきな大学生
白い封筒の登場から一気読みになります 物語の最初に登場人物がいきなりメインで6人も出てきて、就活中大学生ばかりのメンバーをしっかり把握して、最後まで読み切るのはなんだかしんどいのではと思った。 名前も覚えにくいし、1人称語りの主人公と思われる秦野、 秦野が気になっている女性の秦さん、 この2人ぐらいしか覚えられないんじゃないかと思いながら読み進めた。 感情移入しにくいなぁと思いながら読んでいたのが白い封筒が登場してからは一気に面白くなった。 そこからは犯人探しと「人の不幸は蜜の味」とも言える、下世話な楽しみ。 意識が高いと思っていた彼らの汚点が次々に暴かれ披露されていく。 けど、そこで終わらないのが本当にこの本の面白さだった。 映画化されていたようだけど、会話劇と説明セリフの多さが面白いこの小説を映像化しても退屈になってないかな?と言う気がする。 その辺どうなってるのか少し興味がある。 解説での作者紹介について 小説を書くロジックと、作者のことをロジカルモンスターと紹介されていてうなずくしかなかった。 今作からの印象だけでも、ほんとに理屈っぽいんだろうなと想像できるけど この小説を読んだ後なので、あえて作者に理屈っぽさと真逆になるような属性を想像して付け加えてしまう。(まぁそういう小説ではなかったんだけど) 日本語の小説は読みやすくて早く読めるし、話題になる作品はやっぱり面白いなあ この本の事前に読んだのが朝井リョウ先生の「時をかけるゆとり」だったので登場する就活生たちとの差に笑ってしまった。
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