
祥
@kino_s5
2026年8月9日

永遠の記憶
東野圭吾
読み終わった
読み終わりました。
これまで東野圭吾さんの作品を読んできた人の中で、「容疑者xの献身」を読んでいない人はいないかもしれないけど、読んでいなければ、この作品はそちらを読んでから手に取ってほしい作品です。
東野圭吾さんは、これでガリレオシリーズを締めるつもりだったのだろうなと思わせるような作品でした。
これまでのガリレオシリーズ(原作)の中、大半の所謂相棒役を担っていた内海薫が事件の当事者になる事で、自然と草薙と湯川先生という原点にかえって進んでいく。
そうして、第二部の終活(ふりかえ)るに繋がる。
書影が、なんだか「容疑者xの献身」に似ているなとは思っていて、第二部を読み進める内に「もしかして」という考えが過り、それが当たっていると気づいた瞬間、思わず本を閉じて天を仰いでしまった。
ガリレオシリーズが続く中、東野圭吾さんの中にはシコリのようにソレが残っていて、それを回収する事で、このシリーズの幕を引きたかったのかもしれない。
シリーズ通して、湯川先生の中にはあの事件が残っていて、ずっと考え続けていて、これによってひと段落ついたのかなと。
履歴(たど)る と 終活(ふりかえ)る が、湯川先生と草薙が、過去(の事件)をたどってふりかえることでシリーズを締めたように感じた。