
祥
@kino_s5
のんびりと読書の記録を残していけたらなと思います。
よろしくお願いします。
小説/漫画/ドラマ化・映画化した作品/etc…
- 2025年11月15日
愚か者の身分西尾潤買った読み始めた映画を観た11月の頭に、前情報をあまり入れず映画を観ました。 なので、途中のショッキングなシーンでは心構えも出来ず、それでも、目を背けたくなるシーンや、聞いてるこっちが痛くなるような慟哭に衝撃を受けながら、最後までスクリーンに釘付けでした。 映画の最後は少し不穏さがある終わり方で、3人は確かに犯罪に手を染めていたけど、少しでも彼らに幸せになってほしいと、束の間の平穏を過ごしてほしいと願わずにはいられなかった。 多分、前情報を入れてショッキングなシーンがあると知っていたら、映画館で観ようとはしなかった。 ただ受けた衝撃は凄いけど、それと同時に映画館で観て良かったとも思いました。 原作の続編が出ると聞いて、3人のその後が気になっていたので、とりあえず映画原作の一作目から読むことにしました。 - 2025年11月14日
アリアドネの声井上真偽読み終わった以前友人におもしろかったと聞いて、ちょうど文庫化してるのを見かけたので読んでみました。 結末、というか真相は、読みながらなんとなく予想していた通りだったので、帯に記載された「一生モノのどんでん返し」ほどの驚愕はなかったけど、現実離れした突飛な真相などでもなかったから、読み終えた時は安堵しました。 初めて読む作家さんの作品だったのですが、読みやすくておもしろかったです。 - 2025年11月3日
アリアドネの声井上真偽買った読み始めた - 2025年10月31日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わった - 2025年10月29日
彼の左手は蛇中村文則気になる - 2025年10月22日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み始めた - 2025年10月21日
栞と嘘の季節米澤穂信読み終わった - 2025年9月15日
栞と嘘の季節米澤穂信読み始めた - 2025年9月12日
方舟夕木春央読み終わった - 2025年8月25日
方舟夕木春央買った読み始めた - 2025年8月23日
国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった映画を観たようやっと、読み終わりました。 地の文が、落語とかみたいな口上って言うのかな(さて〜と言いますのは、とか、〜なのでございます、とか)そんな表現方法で馴染みがなかったせいか、だいぶ時間をかけてしまった。 ちょっと、ネタバレ的な感想にもなってしまいますが…。 上巻の途中まで読んで映画を観に行ったので、読みながら「ああ、このシーンを喜久雄に振り分けたんだな」とか「この台詞を、この人に言わせたんだな」というのが、色々と散りばめられていて、映画と原作の違いを見つけるのも読んでて楽しかった。 ただ、映画ではずっと喜久雄の味方だったように描かれていた三友社員の竹野。 これは、映画では少年期以降すっかり存在をカットされた徳ちゃん要素を入れられているんだなと。 読んでいてずっと考えていたのは、この地の文は誰なんだろうっていうのと、喜久雄は父の本当の仇をいつ知るのだろうということ。 物語の序盤から、喜久雄の父が誰に殺されたか、既にこちらは知っている状態で。 でも、喜久雄は知らないから、相手を勘違いしたまま敵討ちに出るし、長い間真犯人と知ることなく縁を繋いでいく。 読んでるこっちからすれば、「そいつは喜久雄の父親殺した真犯人だぞ」って教えたくなるくらい。 地の文に関しては、芸の神様が喜久雄の行く末を見守っているのか、それとも喜久雄が契約した悪魔が、気まぐれに喜久雄を観察していたのか。 はたまた、喜久雄の亡き実母が息子を心配して見守っていたのか。 悪魔だったら、ラストの解釈として、喜久雄の願いを叶えた対価としてその魂を手に入れたのかなって思ったのだけど。 芸の神様だとしても、やっぱり喜久雄を手元に置きたくてその魂を誘ったのかなとも思ってしまう。 亡き実母だったとしたら、ずっと頑張ってきた息子に、もう大丈夫だよと、楽にさせてあげたかったのかな。 ラストが衝撃的というか唖然というか…読者に想像させる余地を残しているからこそ、原作とは違う映画の締め方だったのかな。 映画では、喜久雄は最後報われているように感じたから。 ああ、でも、原作の喜久雄にとっては、あれで報われたことになるのかな。 読み終わってから、こんなにも登場人物達のことを考えてしまうのは久しぶりです。 読み応えのある物語でした。 - 2025年7月24日
国宝 下 花道篇吉田修一読み始めた映画を観た - 2025年7月23日
国宝 上 青春篇吉田修一読み終わった映画を観た - 2025年6月20日
国宝 上 青春篇吉田修一買った読み始めた - 2025年6月19日
迷路館の殺人<新装改訂版>綾辻行人読み終わった - 2025年6月2日
迷路館の殺人<新装改訂版>綾辻行人読み始めた - 2025年5月31日
スワン呉勝浩読み終わった「爆弾」を読んでから、この作品を手に取りましたが、こちらも色々と考えさせられる作品でした。 理不尽な悲劇が降りかかった時、それに対する行動としての「正解」は誰にもわからないし、そもそも「正解」なんてものは存在しないのかもしれない。それでも運良く当事者にならずに済んだ「観客」は、「こうできたのではないか」「あの時の行動は間違っていたんじゃないか」と舞台の外側で「正解」を、「正義」を振り翳して当事者たる「登場人物」を好き勝手に責め立てる。どこまでも残酷で、でもそれが哀しいかな世界というもので。それをわかって、「真実」を湖の底に沈めて「わかりやすいシナリオ」を演じる事を選んだ彼女は強いなと思いました。 何が起こったのか紐解かれる中で、生き残った当事者達の行動や何故嘘をついていたのか、何に怯えていたのかも納得できる。 でも自分の保身の為に、彼女を悪者にした同級生もその同級生と親しい先生も、ちょっと読んでて許せなかった。 - 2025年5月26日
NO.6[ナンバーシックス]再会#1あさのあつこ,toi8気になる読みたい - 2025年5月25日
- 2025年5月20日
スワン呉勝浩読み始めた
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