
ちとせ
@4wsdig
2026年8月9日
だから夜は明るい
君嶋彼方
読み終わった
同性カップルの文也と祥太、その元恋人の美里、共通の友人である宮川をめぐるオムニバス。『いただきますは、ふたりで。』に入っていた「ヴァンパイアの朝食」がよかったので続きも読みたくなった。読んで大正解〜!読んで…本当によかった…!!!
序盤、同性カップルであることの引け目で空回りする文也が本当にしんどくて〜…「あんたが祥太と結婚してくれてさえいれば、祥太は僕となんか出会わなくて済んだのに」本当に悲しい。そんなこと言わすな〜!でも祥太に問題があるわけでもなさそうなのがまた…
文也と祥太自身があんまり同性カップルってとこに(文也は引け目負い目は感じてるけど)特別感を持ってないので、宮川くんが紹介してくれた「LGBTQは胸を張ろう!」みたいな不動産屋にはお…おう…となってしまった。
逆に、翔太の両親の反応にはそりゃそうだよな〜と納得してしまったり。でも息子の恋愛対象が男だったとしてAVで学ぼうとするのは…どうなんですか!?女の子連れてきたときにAV女優に息子の彼女重ねたりせえへんやろ!?
最終章、祥太から別れ話を切り出されると思って絶望してた文也に感情移入して泣きそうになってしまった〜てかほぼ泣いてた…
祥太の自己嫌悪とか諦念ってゲイだから特有のものじゃなくて、たとえば家庭環境とか学歴とか容姿とか、自分がコンプレックスに思ってるものすべてに置換可能のものだと思うので、私も結構自分ではどうしようもないコンプレックスのせいにしていろんなものから逃げてるとこあるなあと刺されたみたいだった。
だからこそ文也たちがハッピーエンドになってくれてよかったよ〜〜〜祥太はすごい男や…
