
読書日和
@miou-books
2026年8月9日
つまらない住宅地のすべての家
津村記久子
読み終わった
借りてきた
たくさんの登場人物が出てきて、巻頭の見取り図と比べながら読むの、嫌いじゃない。むしろ好き。笑。
一つの出来事を、いろいろな人の視線から眺めながら物語が進んでいく。
どの登場人物にも「ちょっとわかる」と思うところがあって、その一方で、同じくらい「いや、そこは嫌だなぁ」と思うところもある。
誰か一人に感情移入するというより、登場人物それぞれを少しずつ理解しながら、でも誰のことも好きになれない。この不思議な距離感が面白かった。
たくさんの人が出てきて、いろんなことが起きて、これ最後どうなるの?と思いながら読み進めたけれど、最後にはきれいにまとまっていて、さすが……!
そして読み終わってから、
「何だ、この感じ。なんか前にも読んだことがあるような……」と思っていたら、『水車小屋のネネ』の津村記久子さんだった!
なるほど、納得。

