
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2026年8月9日
知覚の宙吊り(986)
ジョナサン・クレーリー,
大木美智子,
岡田温司,
橋本梓,
石谷治寛
読んでる
わからん祭
孫引き。
強く集中された注意、受動的で鮮明な想像力という特異な条件において、これらの麻痺させられ熱狂した人々は、必ずや新しい環境の魔術的魅力に屈することになる。彼らは見ているものを何でも信じる。そして彼らのこの状態は長いあいだ継続する。ひとりで思考するのは、他人の精神を通して思考するより、つねにいっそう疲労するものである。そのうえ、人が、いかに活気に満ちた環境を生き、高度に張りつめて多様化した社会を生き、新鮮な視覚、新しい書物や音楽、つねに更新される会話をいつも提供されようとも、その反対に、彼は次第にあらゆる知的努力をやめるようになる。こうして彼の精神はますます愚かになり、同時にますます興奮させられて、私が述べているように、夢遊病者になるのである。(p.274-275)
SNSと現代人の話すぎるが、これが書かれたのは1890年。ガブリエル・タルド『模倣の法則』。



