
ま
@re_m48
2026年8月9日

恐怖の民俗学 (SB新書)
島村恭則
読み終わった
人間の論理が一切通用しない自然に対する原初的恐怖をカオス(混沌)とし、その自然をカミとして祀ることでノモス(秩序)化して理解できる存在に変換してきたという話がおもしろい。異界と境界という章で、なぜ人間はあらゆる場所に境界を見出すのかという問いに認知科学の面から答えてあり興味深かった。精霊・妖怪・幽霊の違いや、伝承が如何にして現代まで生き残り続けてきたか、流行りのリミナルスペースなどにも言及があり読み応えがかなりあった。
