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@re_m48
幻想 ホラー SF ミステリ 2025.09〜
  • 2026年6月28日
    ダクダデイラ
    夜読んだの割りと後悔した。久々にトイレや鏡の前に立つのが怖くなった。笑 ネットに書き込まれた恐怖体験や怪文書を集めたというモキュメンタリーホラー。各所で起こった体験談にどこか共通するものがあるよなと思いながら読み進めたら最後マジの地獄で最悪でした。カクヨムでも削除されたという話を聞き納得してしまった。迂闊に人に勧めたら縁切られかねない内容だけどおすすめです!!!
  • 2026年6月21日
    をんごく
    をんごく
    まさかの怪異vs怪異の話であり、人間と怪異のバディものであり、因習ものでもあった。主人公の妻の死霊が何らかの原因で異形の者になってしまい、この世を彷徨う死霊を喰う怪異であるエリマキと主人公が出会い、共に真相を調べていくうちに代々受け継がれてきた家の業に行き当たる。人間に協力的な怪異、好きだな。エリマキの悍ましい造形とは裏腹に憎めないキャラなのも良い。をんごくというタイトルの回収も素晴らしかった。
  • 2026年6月20日
    胡乱な聖典の信じ方
    久々に人が呪いで死ぬ描写にヒエッとなってしまった。聖典に書いてあることを実行すると呪いが降りかかるという王道ホラーだけど一気読みだった。自分の命が脅かされたときの人間の浅ましさよ。そもそも主人公は聖典が無くても誰かしらに殺されてただろというぐらいのクズで笑った。メタっぽいところもあって楽しめました。
  • 2026年6月13日
    肉は美し
    肉は美し
    動物がウイルスに感染し、それが人にもうつって死に至ることから動物を殺戮して人肉を食べるようになった世界というディストピアホラー。制度に慣れると人間はどこまでも残酷になれてしまう。食肉処理場の描写は人間が人間を捌くシステムが構築されていてゾッとする。ラストは紛うことなきホラーという結末でウワッ!となった。タイトルも秀逸。
  • 2026年6月6日
    嘘の木
    嘘の木
    博物学者の父親が化石を発見したが、それは捏造だったというスキャンダルに見舞われ一家で島へ移住する。しかしその父親が不可解な死を遂げ、娘である主人公のフェイスは真相を追ううちに嘘を養分に育つ木の存在に気づく。 19世紀英国が舞台の物語だけど、ミステリ的な部分よりも主人公や当時の女性たちがこの男性優位な社会でどう扱われ、生き抜こうとしていたかの方が印象に残った。最後はなんだか清々しさや希望を感じる母と娘の会話だったのも良い。
  • 2026年5月25日
    魔都シカモア(新潮文庫)
    魔都シカモア(新潮文庫)
    特殊設定ミステリであり、ホラーであり、SFでもあるという贅沢な作品。シカモアで連続殺人が起き、行方不明になった夫を探してほしいという依頼を受けた私立探偵フィリックスは事件を追ううちにとんでもないことに巻き込まれる。異形のものたちが跋扈する<ブラックランド>につながる"ポータル"が街のあちこちに現れるという設定が魅力的。へらず口のフィリックスのキャラも良い。海外小説だけどめちゃくちゃ読みやすくておもしろかった!
  • 2026年5月21日
    レンブラントの帽子
    レンブラントの帽子
    3篇ともすれ違いがテーマなのかな。「引き出しの中の人間」が一番印象的かも。アメリカからソ連へ旅行に来たライターと、タクシー運転手兼作家が出会う話。言論の自由が認められていないので自分の小説を発表出来ない苦悩が切なかった。 私生活でつらいことがあり、数日は本が読めなかったんだけど、この本には助けられた。自分と距離のある異国の物語に救われることがあるのだなと。海外文学もっと読みたい気持ちになった。
  • 2026年5月11日
    ラッシュライフ
    ラッシュライフ
    構成が巧みすぎ。5組ほどの視点人物がいてそれぞれが全く別の人生を歩んでいるのに奇妙に交わっていくのが凄い。そして時間軸のズラしがあり読み進めると全体図が浮かび上がる。小説ならではの構成なのに映画っぽい。すれ違う人間それぞれに人生があるんだよなと思える作品だった。 伊坂幸太郎デビュー戦、かなり満足。
  • 2026年5月6日
    ガダラの豚 3
    ガダラの豚 3
    最終巻は東京にアフリカの大呪術師がやって来て大暴れ。1から超能力や呪術などは人の心理を利用したりトリックがあるみたいな話をしていたのに結末それかい!という面白さ。全体的にユーモアのある文章だけどホラーすぎるだろという描写もあって最高。呪術バトル的なシーンもありかなり楽しめました。
  • 2026年5月5日
    ガダラの豚 2
    ガダラの豚 2
    アフリカ編ということで1よりもっとスケールがデカくなり、大呪術師が出てきて終盤はハラハラの展開に。オカルトを成立させるためには情報と知が必要不可欠という話や呪術と科学の話がおもしろすぎる。そして軽快でユーモラスな会話劇も大好き。
  • 2026年5月4日
    ガダラの豚 1
    ガダラの豚 1
    トリックがあるものを超能力とするのを絶対に許さない奇術師vs新興宗教団体、そして自分の妻がその宗教に入信し困っている主人公の民族学教授。人の心理を巧みに利用した洗脳で主人公の妻は理知的な人であるにも関わらず、宗教にのめり込んでしまう。終盤で怒涛の展開が繰り広げられ面白かった。あと作中のオカルト番組が90年代の空気を感じられて良い。不穏な終わり方をしたのですぐに続編を読む。次はアフリカ編だ!
  • 2026年5月3日
    透明な夜の香り
    香りシリーズ読み始めた。香りっていつでも記憶を呼び起こすものだなと改めて感じる。主人公の一香と調香師の朔がお互いに自分の過去を話すようになり関係性が変わっていくのが良い。ガラが悪くておせっかいな新城、庭師の源さんのキャラも好き。食べ物の描写がおいしそうだし、植物の香りが立ち上ってくる。
  • 2026年4月24日
    呪いの☒☒
    呪いの☒☒
    今をときめくホラー作家が揃った呪いのアンソロジー。上條一輝「呪いは明るく輝いて」の今や日常に無くてはならないものが呪いの伝播の役割を果たしていて新鮮。背筋「劣化コピー」は叙述トリック的な面白さがあって好きだった。全作読みやすいのでおすすめ。
  • 2026年4月19日
    しあわせの書
    しあわせの書
    巨大な宗教団体へ潜入し、2代目教祖の継承問題にヨギガンジーとその弟子2人が巻き込まれていく。ヨギガンジー先生も、弟子たちもキャラが立っていて面白い。個人的にヨギガンジー先生の登場シーンが一昔前のサスペンスドラマのユーモアっぽくて懐かしい気持ちに。色々な意味で本というメディアを使ったトリックで楽しめました。
  • 2026年4月17日
    家に棲むもの (角川ホラー文庫)
    グロテスクの中にユーモアが混じるホラー短編集。表題作が一番インパクト強かった。天井にぶら下がってる老婆、怖すぎ。なんで老婆にそんな力があったのかの説明には笑ってしまった。次点で遺伝子組み換えが専門の助教授が23本足の鶏を作ったところから展開する「肉」が面白かった。
  • 2026年4月12日
    祝山
    祝山
    ホラー作家の主人公の元に旧友からとある廃墟に行ってからおかしなことが起こると相談を持ちかけられる。主人公は現地に行ってないのに、話を聞いたり写真を見ただけでどんどん巻き込まれていく様が恐ろしい。そして廃墟のある祝山がどんな山なのかが明かされるシーンでゾッとしてしまう。廃墟に行ったメンバーが最後まで悉く罰当たりすぎて最悪。 山ホラーってやっぱり良い。映画公開前に読めてよかった!
  • 2026年4月11日
    回樹
    回樹
    表題作の百合SFから始まる奇想のSF短編集。全作良かったのだけど「不滅」という作品が印象的。人が亡くなっても死体が腐敗せず、火葬しても燃えないので処理に困り宇宙へ打ち上げる葬送船が当たり前になった社会の話。他にも白人と黒人が諍いしていた酒場に緑色の肌をした宇宙人が宇宙船ごと突っ込んでくる話とか。表題作と同じ世界の「回祭」もまた違った女女の話で良かった。全体を通して魂や愛情の証明がテーマなのかな。やっぱりSFって無限だ。
  • 2026年4月6日
    幽民奇聞
    幽民奇聞
    かつて存在した「キ」と呼ばれる一族について、とある民俗学者がその正体を追う。人語を操る狒々が出てきたとき大喜びしてしまった。「最後のキ」の語りを夢中で読んでいたら、結末で思わず息を呑む。なんと美しく運命的な物語なんだ。やはり恒川光太郎は神です。
  • 2026年4月3日
    スコッパーの女
    小説家にまつわる5作の短編集。全作、結末まで隙がなくて素晴らしい。個人的には、スランプに陥った主人公が現在は専門学校で小説の講師をしているという作家に連絡を取るのだけど、その作家がこれから樹海で死ぬところだというところから始まる「小説講師の憂鬱」が印象に残った。 山白朝子名義の作品を初めて読んだけど、どちらかというと幻想・ホラー寄りでこちらの方が乙一よりもっと好みかもしれん。
  • 2026年4月2日
    ことばの果実
    果物にまつわる作者のエピソードが綴られた詩のようなエッセイ。挿絵もかわいくて癒やされた。 初めてブックカルテを利用して選書してもらったうちの一冊。
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