
Anna福
@reads--250309
2026年8月8日

アルタイの片隅で
李娟,
河崎みゆき
読み終わった
カザフ族・遊牧民を相手に雑貨店兼裁縫店を営む著者一家。自分たちも移動していくのになぜかツケ払い。
帯には「中国の向田邦子!」とあるが、私には『ガンジス川でバタフライ』のたかのてるこの文章が思い出された。
「うちのおかあさんが」が多いせいか、少々稚拙な印象もある。
だが、それがかえってこの土地での暮らしをそのまま伝えているようだ。
店で出会う人々や牧歌的な出来事が当たり前のように描かれているが、冬はマイナス30度という厳しい自然環境だ。水も電気もない、そんな過酷な環境さえ、さっぱりと淡々と日常の一部として書かれている。
そして、おばあちゃんがとても良い。




