mayu "海月の骨" 2026年8月9日

mayu
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@i__am__mayu
2026年8月9日
海月の骨
海月の骨
朝宮夕
ゴミか思い出かは、その人にしか分からない。 思い出は、お金がたくさんあっても買えない。 学生の時に、見て見ぬふりをすることはイジメと一緒と何回も聞いたのに、親とでも誰とでも自ら線引きすることが上手くなっていた。 気付いていても声を掛けて、お節介を焼くことはしない。 そういう世界が、孤独死を招くという言葉に、自分の薄情さに、傷付いた。 『ちょっと踏み込む』 気になったら、ん?と違和感を感じたら、ちょっと踏み込む。 大丈夫?と聞いても大丈夫としか答えないから、勘違いでも、言葉に出してみる。 今日から、一言でも言葉に出してみようと思った。 主人公の水生と先輩の鳴海、大家さん、話中に出てくるみんなが外見から見えないものを抱えている。 それは誰でもそう。 みんな自分じゃないのに、想像力が足りない最近に嫌気がしていたけれど、自分も無意識に、その世界に加担しているのかもしれないと感じた。 特別遺品整理という話で、全く明るい話じゃないし、どちらかといえば、気が滅入るような話の数々だけど読み終えたら、じんわりと温かくなる話で読めて良かった。
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