
ほせ
@coffee_dog
2026年8月9日
時をかけるゆとり
朝井リョウ
読み終わった
面白いと噂の朝井リョウのエッセイ。どうしたらこんなに面白い出来事と出会えるのか不思議でしょうがない。家で読むことをおすすめする。笑顔を堪えるのがしんどい。側から見たらさぞかし下品な顔で本を読むヤツになっていたと思う。
カットモデルをする話と黒タイツおじさんに出会う話、旅行に失敗する話が声を出して笑った。数奇な人生を歩く人だから数奇な出来事に出会うのか、数奇な出来事に出会うから数奇な人なのか。どちらにせよ自分の人生のどこを探しても出てこないようなエピソードの数々。
上品さの中にブッ込まれる下品さの格差に笑ってしまう。その塩梅が生まれ持ったセンスの良さなのかもと感じた。
人生の教科書にはならないけど、なんとかなるかもと漠然と期待を持たせてくれる、人生のゆとりになってくれる本だった。
