
it_shine
@it_shine
2025年4月1日

文学のエコロジー
山本貴光
読んでる
-p182
時間についての第三部まで。
芭蕉「古池や〜」の歌と、ジュールベルヌ『タイムマシン』を題材に、それらでコンピュータシミュレーションを作るとしたらどんな情報が必要か、という観点で読み解いていく。
小説にはたくさんの省略があって、それは第二部「空間」でも語られていたことだった。
全ての空間を小説内で描写することはしないしできない。時間の経過も、どんなに丹念に描いたとしても、その全てを記述描写することはできない。
コンピュータシミュレーションすることの想定によって、何が記述さてれているか、補うことはどんなことかが露わになっていくことが楽しい。
第四部は「心」なので、それも楽しみだけど、明日までとっておくことに。