しっかりナポリタン "掬えば手には" 2026年8月10日

掬えば手には
掬えば手には
瀬尾まいこ
主人公の梨木くんは、人の心が読める。 読めるだけじゃなくて、困っていたら、助けたいと動ける人だ。 私が梨木くんみたいに人の心が読めたとして、 周りの目を気にすることなく、ただその人のためだけに動けるだろうか。 「相手に踏み込むのは、人の心を読むことよりずっと難しい」P.180 と言っていた梨木くんが、相手のことを知るための質問をして、自分のことも話して、関係を深めていった場面が印象深い。 相手のことを知るには、関係性を深めるには、踏み込む勇気も時には必要なのだと思う。 私も、そんな勇気を持てたらいいな。 「梨木君は、自分がどう見えるかより、相手の気持ちを感じ取って進むことを選べる人だよ。その場で変わる空気なんかじゃなくて、人の気持ちを読んでくれる人」P.197 こんな言葉をもらえる梨木くんはやっぱりすごいし、 困っている人がいたら、梨木くんみたいに、まっすぐに助けることを選べる人でいたいなあと思った。
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