noripiii "すべて真夜中の恋人たち" 2026年8月10日

すべて真夜中の恋人たち
しんどいな…。 ストーリーが抜群に面白いし、読めて良かったけど、人生のしんどさを突きつけられる感じがしてもう2度と読めない気がする。川上未映子ってほんと表現力が凄い。 これは、恋愛小説なのだろうか。この本の帯にあるように、恋は美しい、とこれで肯定できるんだろうか。私は、三束さんがこの先の人生で、冬子さんに嘘をつき続けてきた事実に囚われて生きていくかもしれないことを思うと(自分のせいであったとしても)、恋は美しいとはやっぱり言えないや。ラストシーン、数年経って、美化されてるという意味では、美しいものしか残らないのが恋だ、ならわかる。(いや、論理学の話をしているのではない。笑) 恋をしたときの気持ちを言語化するならこう!という模範みたいなページがあって、その熱量と文才に圧倒されはするんだけど、一生懸命生きることの不毛さみたいなものも感じとってしまったのかもしれない。うう、ちょっと明るい本でも読んで上書きしてから寝るか、ワイルドの正統派ドロドロ読んでから寝るか。笑
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