伴健人
@vankent
2026年8月10日

読み終わった
村上春樹氏がラジオで、小林信彦さんがバルザックの『ラブイユーズ』が面白いと書かれていたので読んでみたらとても面白かったと言っていて、すぐに「小説世界のロビンソン』に書かれていることだなど思い当たった。書棚から探し出して久しぶりに読み返した。小林氏の仕事の中でも特筆すべきもののひとつであることは疑い得ないという思いをまた強くした。自分の読書遍歴を個人史として辿りながら、「小説とは何か」という問いに答えていく。もう、4、5回は読んでいると思うが、自分の何割かがこの本からできていることは否定できないと思い知らされた。何はともあれ、とても面白い読書エッセイであり、出てくる本が読みたくなって仕方がなくなる厄介な本である。