
はぐらうり
@hagurauri-books
2025年4月1日

月と六ペンス
ウィリアム・サマセット・モーム,
土屋政雄
読み終わった
原田マハさんの何かを読んで数年前に買った本。高校大学あたりで読んでいてもおかしくなかったはず。
モームは通俗作家といわれていたようだから、日本で言えば谷崎かな。たしかに、と思う部分もある。当時の背景もチラチラ調べながら読んでみたので、とても面白かった。このあたりからヘミングウェイとかが出てくるのかな。欧州の覇権が終わり、アメリカーナが始まるころ。
現代語訳だからというのもあるけれどわかりやすく、古典(近代)が面白いと思えることの高揚感もあった。