
おふく
@Ofuku
2026年8月11日
読み終わった
読んだ
「怖くて美しい能の女」といえば、真っ先に浮かぶのが能の演目「葵の上」の六条御息所。
あの美しさと怖さを思いつつ、購入。
国文学の観点と能楽の観点の両方からアプローチしている能についての分析書。なかなかに面白い。
(所謂解説書よりも踏み込んでいるので大変興味深い)
六条御息所の怨みは嫉妬よりもむしろ車争いで受けた屈辱への怨みである、なんて、なるほどな〜。
(確かに能の六条御息所は堪らなく美しく気高かく、そして恐ろしかった)
個人的に好きな演目である『巴』についても、勇猛な武者でありながらも女であるために、共に死ぬことを許されなかった巴の悲しみを改めて考えてしまった。
やはり能は奥深く、そして面白い。