
さおり
@prn990908
2026年8月11日
なぜあなたの感想はふつうなのか
大島育宙
読み終わった
作品を批評するための方法論みたいなところはこのところは三宅(香帆)さんの独壇場なのかな〜と思っていたけど、違った、おもしろかった。三宅さんのものは「書く」ことへのハードルを下げてくれている(わたしはあなたの感想が知りたいんですetc)と感じるけど、この本はそこからもう一歩踏み込んで、自分ならではの視点を持つにはどうすれば良いのか、という方法論を開示してくれていた、あとそこに絡めて「今」という時代への批評がされた上で、ここに書いたのはそこにあるものに完全に呑まれないためのものですよ、と教えてくれていてよかった。「一年間最新作に触れなくても良い」という論点が読んでいて1番おもしろかった、Y2Kリスナーなので、やはり柚木先生の言っていたことを思い出す…同じ俳優さん縛りで作品を追ってみるとかも。
まだテレビが主流だった時代に特に観ようとおもってないけどついてるからとりあえず観ておくか、みたいなテンションでぽけ〜っとドラマとか映画とかをただなんとなく受け止めている時間てけっこう大事な時間だったんだよな、とあらためて思うなどしました。いまはそれが難しいから意識的にこういうことをする、というのが大事なのか。読書会と創作会たのしそうでいいなぁ。
考察ドラマのところで、本の中では話の俎上にあげられていなかったけど、良いこと悪いことのタイトルがわたしの頭の中でぜんぜん出てこなくて、ずっとアゲハ蝶のドラマ、としか浮かんでこなくてもどかしかった…笑


