猫敷
@neko253
2026年8月11日
読み終わった
昔ひどく金原ひとみの文章に打ちひしがられたのを覚えていて、小説そのものを読もうと思った……はいいけれど、どれを読もうか選べられず、エッセイを選んだ。
20年分の重みがある。ハードカバーなので余計にそう感じる。
当時の読書体験で、若い頃に芥川賞を取った方、聞いて心がひりついたのを覚えている。けれどこのエッセイを読んで、若いからこそ書ける……とは思わなかった。一貫とした観念が存在をしていて、その表現法が増えたから今の文章なのだと思う。そういえば、暗い気持ちで何かを書いてもいいんだ、と思えたのはこの人の文章のおかげだ、と思い出せた。