
三井
@0047ab_reads
2026年8月11日
ベーシックインカム
井上真偽
読み終わった
最近借りた本たちはSFばっかりで何故かわたしは最近 SF熱が高まっているらしい。
SFミステリ短編集っていいじゃん!って思って読み始めて、
サクサクと1時間半くらいで読み終えた。
いいね、このくらいのさっくり感で読める本が最近は好きだよ〜
これ読んでて、本の面白いところの中のひとつに、最後に上手にまとめちゃえるところなんじゃないかな、と思った。
短編集のなかでわたしが好きだったのは、『もう一度、君と』VRの怪談がちゃんと江戸時代没入描写だったのが、わたしの好きさを刺激してきた。SF + 時代物 って良いよ〜!『存在しないゼロ』も好きだったな。その存在だけで出自がわかってしまうなんて本当に少し先にありそうな未来。
今と繋がっている少し先の未来の話であったのが妙にリアリティあってこれも面白かった。人工子宮から人間が生まれてくるんだよって話も好きなのだけど、生殖の営みを維持している緩やかに科学に任せるところが増えていく今の延長線みたいな話もありだね。たしかに、そこって人間の本流だもんな。
子どもに未来を託す、希望を託す、そんな話がたくさんあったね。(ネタバレになるが、それは『ベーシックインカム』でのあるやりとりが、大きく影響しているね。この劇中劇みたいな入れ子構造も面白かった!)
でもひとつ、『言の葉の子ら』は叙述トリックしようしようとしているところが気になっちまったよ!そんな身なりだとは思わなかったけど!そこもわたしの読む力が上がったのかな、なんて楽観的に捉えたもんだった。