
おみみ
@omimi292510
1900年1月1日
水車小屋のネネ
津村記久子
読み終わった
枯れてしまいそうな花たちが、水車小屋の町で愛し愛され、根を張って生きていく40年の物語。
「自分はおそらく、これまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている」
この小説はこの一文につきる。
誰かから受け取った恩を、次の人に送る。自分がそうされたように、次は自分が誰かにそうしてあげる。恩をくれた人に優しさを返すのではなくて、他の誰かにあげること。
これは恩返しの小説ではなくて、恩送りの小説。
最近海外で話題の「book dates」なるものを友達の誕生日に渡したくて選んだ一冊。
読んだことない本をプレゼントするのもなぁ…と思って自分も読んでみたら大正解すぎた。
